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中飛車ラバー

将棋戦法「中飛車」好きな管理人による将棋ドキュメンタリーブログです。

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これまでの私の中の常識では
角・飛車が成れる場面において不成りに意味はないと理解していました。
(角・飛車は成ることでそれまでの動きに加え、全方位へ1マス動くことも可能になるため)

図であらわすとこんな感じ
  

緑の部分が追加で動くことが可能になった範囲です。

将棋において動く範囲が多い駒は強駒とされているため
成ることによって動きが広がる場面であれば、
成るべきというのがこれまでの私の常識でした。
(もちろん成ることで動きが変わる駒についてはその限りではないことは理解していました。)

ところが以下の棋譜…



1983年7月19日 谷川名人 VS 大山康晴永世名人戦 なのですが
99手目に▲4三角引不成 という手がありました。

一瞬意味が分からなかったのですが、その後の105手目▲5六歩打 が
打ち歩詰にならないんですね。
これには驚きました。
 ※将棋は持ち駒から歩を打って詰ますことはルールとして禁止


将棋は本当に面白いですね(*゚▽゚)

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本日の対局です。



相手方も得意戦法がゴキゲン中飛車。しかも1級(;゚∇゚)
これは相中飛車になる気配。

これまでの経験上、相中飛車は中央を制圧した方が有利になりやすい。
また、自陣の囲いよりも厚み優先。
先に仕掛けた方が負けやすいことを念頭に入れて駒組み開始。

~序盤~
★19手目
相手の囲いが定まっていなかったため、1手損覚悟で角交換し先後を入れ替えて様子を見る

★24手目
相手が美濃囲いに決めたため、こちらは中央の厚み重視で銀2枚を中央に進出することを決意

~中盤~
★40手目
相手が仕掛けてきたため、カウンター狙いで始動

★50手目
相手が6六角打ち 予想外の手であったが、セオリー通り角の弱点である角頭を攻め、 相手に催促をかける
52手目に4八銀と打ち込まれるも、将来的に6筋を突破する狙いもふくめ6九飛とかわす。

8八馬と成りこまれるが、先程の4八銀を取り除く
相手側も銀を犠牲に飛車銀の両取りをかけてくる。
結果、飛車角交換で、こちらの桂得となる。

★63手目
5二銀打ちからさばく
うまくさばけ71手目に5七桂打ちと、相手の龍にあてつつ拠点を作る
ここでうまくさばけたからよかったが、相手の受けによっては形勢を損なっていたかもしれない

~終盤~
★83手目
6六角打ち 終盤戦ほど攻防手がよく聞いてくる
龍取りをみつつ、相手の玉頭にもにらみを利かす。また将来的に受けにも利いている本譜のMVP手だったかもしれない。

以下、自陣を崩壊させつつ相手玉に迫りなんとか1手勝ち。
あぶなかった(;゚∇゚)
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